Service+ 及び Service-It は Windows
NT バージョン 4.00 以降を必要とします。
500 KB 程度のハードディスク容量。
全ての送金登録は Kagi 社により取り扱われます。 登録には、http://www.activeplus.com のオンライン登録ページ、 及び Service+ に付属する登録プログラムがご利用になれます。
一時ディレクトリに svcplus.zip を解凍し、setup.exe を実行してください。
コンピュータ
サービスを管理するコンピュータを選択します。リモートコンピュータでは適切な権限を持つ必要があります。
プロパティ
サービスプロパティを編集します。
開始
停止しているサービスを開始します。サービスにスタートアップパラメータを渡すには、シフトキーを押さえたまま開始ボタンを押してください。
停止
動作中のサービスを停止します。停止しようとしているサービスに依存する他のサービスが存在する場合、それらのサービスは自動的に停止されます。
再開
動作中のサービスを再開(リスタート)します。再開しようとしているサービスに依存する他のサービスが存在する場合、それらのサービスは再開されません。
一時停止
動作中のサービスを一時停止します。
Note: Server
サービスを一時停止した場合、コンピュータの Administrator と Server
Operator グループのメンバーだけが、サーバーへ接続できます。
続行
一時停止中のサービスを通常の動作状態に戻します。
削除
サービスを削除します。削除を行う前に、このサービスに依存する他の全サービスを停止する必要があります。サービスの関連コンポーネントは削除されません。
システムサービスの削除はシステムクラッシュを招く可能性があるので、削除は注意して行ってください。
プロセスの終了(右クリックメニュー)
動作中のサービスを強制終了します。反応のないサービスを終了したい時に便利です。
サービスの停止コマンドが無効、または使用不可の場合にのみ、この機能を使用してください。
このサービスに依存するサービスは停止されないため、クラッシュする可能性があるので十分注意してください。
この機能は、ローカルコンピュータで動作しているサービスのみに使用できます。
プロセスのデバッグ(右クリックメニュー)
"Just in time debugging" をサポートするデバッガがシステムにインストールされている場合、
この機能でデバッガを立ち上げ、サービスプロセスにアタッチできます。(Visual C++ ユーザー:これは msdev /p pid と同等です)
この機能は、ローカルコンピュータで動作しているサービスのみに使用できます。
Note:
コントロールキーを押さえることにより、複数のサービスを同時に選択できます。
サービスを右クリックする事で、ショートカットメニューが現れます。
このダイアログボックスで、サービスの開始方法、サービスが使用するユーザーアカウントなどの設定を行います。
スタートアップの種類
自動 - システム起動時に、サービスが自動的に開始されます。
手動 - ユーザーまたは依存するサービスにより開始できます。
無効 - ユーザーまたは依存するサービスにより開始できません。
ログオン
サービスのログオンアカウントを指定します。大多数のサービスはシステムアカウントにログオンします。
システムアカウント
サービスのログオンアカウントにシステムアカウントを指定します。大多数のサービスはシステムアカウントにログオンします。
デスクトップとの対話を許可
動作中のサービスが、現在ログオンしているユーザーにユーザーインタフェースを提供できます。
このオプションは、サービスが LocalSystem
アカウントで動作している場合にのみ、使用できます。
アカウント
サービスのログオンアカウントとして、ユーザーアカウントを指定できます。大多数のサービスはシステムアカウントへログオンする必要がありますが、
一部のサービスは特別なユーザーアカウントへログオンするように設定できます。
以下に依存
このサービスが依存するサービスの一覧を表示します。このサービスを開始するには、一覧のサービスが必要です。
追加 - このサービスが依存するサービス/ドライバの追加
削除 - 依存関係の削除。重要なサービス/ドライバを削除した場合、 システムがクラッシュする可能性があるので、注意して削除してください。
以下のサービスが依存
このサービスに依存するサービスの一覧を表示します。このサービスが動作中でないと、一覧のサービスは開始できません。
サービス名
サービスディスプレイ名。多くの場合、問題なくサービス名を変更できます。
パス
サービスのパス。ローカルコンピュータにサービスがインストールされていない場合、またはサービスの種類が共有プロセスである場合、サービスパスは編集できません。
製品を再インストールせずに、サービスの置かれているディレクトリを変えたい時に使用できます。
Note:
サービスプロパティを編集するには、Administrator ローカルグループに所属するユーザーアカウントにログオンする必要があります。
デスクトップとの対話を許可は、サービスが LocalSystem アカウントを使用している場合にのみ、使用できます。
Service-It は通常の Windows NT アプリケーション(バッチファイルを含む)をサービスとして使用できるようにします。
類似する他のユーティリティに比べ、Service-It
の利点は、容易な管理、動作中プロセスのより良い制御、
及び UNC パスをサポートしない旧アプリケーションのためのネットワークサポートです。
ユーザーのログオフによりアプリケーションが終了した場合、アプリケーションは自動的に再起動されます。
サービスを作成するには、Service+ プログラムグループ内の
Service-It を起動してください。
Service-It プロパティ ダイアログボックス
プログラム
サービスとして使用したいアプリケーションのフルパスを指定します。環境変数も使用可能です。(例: %SystemRoot%)
パラメータ
アプリケーションに渡されるパラメータを指定します。環境変数も使用可能です。
サービス開始時、サービスのスタートアップパラメータを使用して追加のパラメータを指定できます。
ディレクトリ
デフォルトのプロセスディレクトリを指定します。指定がない場合、デフォルトはアプリケーションのディレクトリとなります。 環境変数も使用可能です。
ネットワークドライブの復元
サービスとして使用するアプリケーションが、ネットワークリソースへのアクセスに UNC パスを使用できない場合に指定します。 サービスのユーザーにより割り当てられた全ドライブが復元されます。
一時停止/続行を許可
一時停止と続行コマンドを使用可能にします。これは、アプリケーションのプライマリスレッドを一時停止/続行します。
プロセスの自動再開
指定されたインターバル(秒)でプロセスを自動的に再開します。 これは、定期的にバッチファイルや実行ファイルを起動したい時に使用します。
プロセスの優先度
プロセスのベースプライオリティを設定します(低、通常、高)
プロセスの割り当て
マルチプロセッサシステムで、アプリケーションが使用するプロセッサを指定します。
コマンドライン パラメータ
詳細は、"svcit /? | more" を実行してください。
Note:
全てのエラーはイベントログへ報告されます。
サービスとして動作するバッチファイルからエラーを報告するには、次のコマンドを使用できます:
"svcit /Service="サービス名" /Type=Error /Message="エラーメッセージ"
開発者向け Note:
サービスが停止される時、アプリケーションのプロセスは TerminateProcess() API により終了されます。
GUI アプリケーションをサービスとして使用した場合、ユーザーがログオフする時、アプリケーションは WM_QUERYENDSESSION と WM_ENDSESSION メッセージを送られます。アプリケーションがこのログオフで終了しないためには、これらのメッセージで終了しない必要があります。これが可能でない場合、Service-It はユーザーのログオフ後に自動的にアプリケーションを再開します。
テクニカル サポートは、http://www.activeplus.com までお願いします。また、 kio@activeplus.com 宛のe-mailでも受付致します。
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